忙しいの舞台裏

私の普段の仕事は経理で大体、月末月初は仕事が集中していて『忙しい』です。

忙しいと気持ちが焦って余計なミスを引き起こしたりといい事ありませんよね。

経理の仕事は、ミスなくこなして普通ミスがあったら注意されるあまり褒めて貰えない仕事です。（…あっ、つい愚痴ってしまいました笑楽しい事も沢山あるんですけどね。）


仕事などが立て込むとつい『忙しい』と思ってしまいますがその『忙しい』とは一体どういう状態なんでしょうか。

私たちが『忙しい』と思う時意識は未来に行っています。

今、目の前の事をやっていながら次のタスク（やるべき事）の事を考えて今やっている事に次の時間軸の状態を重ねてしまう。

この感覚を『忙しい』と私たちは感じています。


やるべき事が沢山ある時には今に未来の時間軸が何重にも重なっていて、その状態で目の前の事をやっているので意識がどんどん今から離れていくのです。


今やっている事に集中していれば『忙しい』という感覚が入ってくる余地はありません。

忙しいと思った時にやる事はまずタスクを分ける事。
そして、今のタスクに集中する事。


ひとつのタスクが終われば次のタスク、終われば次のタスクと淡々とこなす事で気持ちの焦りなくやるべき事を着実にこなす事ができるのです。

でも、そういう仕組みを分かっていても締切などがあったりしたらどうしても意識が締切という未来に行ってしまって焦りが出てきますよね。


焦る気持ちが湧いてきたら『今ここ』と心の中で唱えてみてください。意識がちゃんと今にピントを合わせてくれますよ。


今この瞬間に『忙しい』なんて本当はないんです。


「今、目の前の事に集中して楽しむ」
その積み重ねが豊かな人生を作っていくんですね。