如実知見

今日は、この所私のブログの中で出てきていた
「物事をそのまま観る」について考えてみたいと思います。



お察しの通り、私は今、起きるモノゴトを思考に囚われずに観る訓練?をしています。


悟る、悟らないはさて置き
出来事を本当の意味でフラットに観られるようになったら
起こる苦しみから自由になって
もっと軽やかに生きられるんじゃないかなと思ってるんですよね。



「自分」を出さずに物事をありのままに見つめることを
仏教では「如実知見(にょじつちけん)」といいます。



この「如実知見」が難しい理由は
私たちは生まれた時には既に思考の世界に「放り込まれて」いて、
それを前提条件として育ち考えたり判断したりしているからです。



その中で育っていくと当然のように起こった出来事に自分の欲を伴った「物語」を付けるようになります。

  • カバン+ブランド=高い=良い
  • 道端+ゴミ=ポイ捨て=悪い
  • イケメン=見てて心地いい=良い

無意識に判断してしまう。

これは、もう癖です。

「顔のパーツが整っている事に何の意味もない」とどんなに自分に言い聞かせた所で
イケメン俳優がテレビに出てきたら「かっこいい♡」っと喜びの感情が湧いてきてそれが進むと執着が生まれます。


どんなに頑張って知識を入れてもイケメンはイケメンに見えてしまう。


そんな状態から「ありのままで観る」状態になろうと思うと
いままで事実だと思っていた認識自体を転換させないといけません。



そういう見方があるんだと思考を使って「信じる」のではなく
体感レベルで「知る」ことが必要になります。



本を読んで、知識を増やしてそれを元にいくら考えても
心の底から実感できないと意味はないんです。




仏教を学ぶ人は(私も含めて)行学の「学」の部分を重視しがちですが
「行」の瞑想やその他の実践をやらないと仏教の本当の所が分からないんですね。


ということで、「物事をそのまま観る」って難しいよね〜という事をダラダラ書いただけの投稿になってしまいました。笑


「物事をそのまま観る」には「行」にちゃんと取り組む事


この機会にしっかり瞑想習慣を身につけようと思います。

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この記事を書いた人

生きづらさは宝物になる。過去をチカラに変えて、次の一歩を。

2020年四柱推命鑑定師として起業。2年間で800人以上の鑑定を行う。

幼少期から家族関係に悩んできた経験から、心理学を中心に心の学びを続け、2010年に心理カウンセラーの資格を取得。不思議な偶然が重なって受けた四柱推命鑑定で、家族への見方が一変するような衝撃を受ける。自分と同じように悩んでいる人に四柱推命鑑定を知って欲しいと、鑑定師になる事を志す。

現在は、四柱推命に心理カウンセリングを取り入れた鑑定を行い、「家族関係の意味が分かった。」「人間関係の悩みが解消した。」「自分の進む道に自信が持てた。」と、口コミを中心にお客様が増え続けている。とことん寄り添う、丁寧な鑑定と評判。
四柱推命カウンセリングを通して、悩みで前へ進めなくなっている人が前向きに次の一歩を踏みだせるようサポートしている。

Twitterフォロワー1万2千人。「人生が豊かになる心の在り方」を毎日発信中。

学生時代は探検部に所属。アジアを中心にバックパッカーで世界を巡る。現在は、登山と旅行が趣味。関西在住。

取得資格
・基礎心理カウンセラー(日本メンタルヘルス協会)2010年
・日本臨床ヒプノセラピスト協会(JBCH)認定セラピスト
・米国催眠士協会(NGH)認定セラピスト

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