「いい子」の幻想

私は、今でこそ自分をすり減らしてまで「いい子」をやる事は無くなりましたが、いい子でいたいいい子だと思われたいという思いはまだ ちょくちょく顔を出します。


過剰に「いい子」をやってしまう裏では一体何が起こっているのでしょうか?



「いい子」の心の奥には幼い頃に得られなかった(と思っている)愛情に対する欠乏感があります。

いい子でいれば欠けている「愛」が補える。そう思って「いい子」はせっせと人の為に働きます。


でも、その「愛」は幻想なんです。


いい子が求めている「愛」は「無条件の愛」
いい子でいれば貰える「愛」は「条件付きの愛」



そもそも貰いたいものと貰えるものが違っているのです。


いい子でいればいる程「条件付きの愛」ばかりが増えて「無条件の愛」に対する渇きがひどくなるのです。


その渇きを癒すためにいい子は更に いい子をやるという無限ループに陥っていきます。



いい子でいても「愛」が補えないならと破壊的な行動をしてどんな自分でも「無条件に愛を貰える」事を証明しようとする人もいます。

でも、それも愛を求める場所が間違っています。



仮に「愛」を得られたとしても
愛への要求がどんどんエスカレートして周りの人と自分を追い詰めてしまいます。


「無条件の愛」は人に求めると依存とコントロールを生みます。



肩の力を抜いて自分奥の静寂の部分に深く意識を向けてみて下さい。


「無条件の愛」は本当はそこにあるんですよ。

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この記事を書いた人

生きづらさは宝物になる。過去をチカラに変えて、次の一歩を。

2020年四柱推命鑑定師として起業。2年間で800人以上の鑑定を行う。

幼少期から家族関係に悩んできた経験から、心理学を中心に心の学びを続け、2010年に心理カウンセラーの資格を取得。不思議な偶然が重なって受けた四柱推命鑑定で、家族への見方が一変するような衝撃を受ける。自分と同じように悩んでいる人に四柱推命鑑定を知って欲しいと、鑑定師になる事を志す。

現在は、四柱推命に心理カウンセリングを取り入れた鑑定を行い、「家族関係の意味が分かった。」「人間関係の悩みが解消した。」「自分の進む道に自信が持てた。」と、口コミを中心にお客様が増え続けている。とことん寄り添う、丁寧な鑑定と評判。
四柱推命カウンセリングを通して、悩みで前へ進めなくなっている人が前向きに次の一歩を踏みだせるようサポートしている。

Twitterフォロワー1万2千人。「人生が豊かになる心の在り方」を毎日発信中。

学生時代は探検部に所属。アジアを中心にバックパッカーで世界を巡る。現在は、登山と旅行が趣味。関西在住。

取得資格
・基礎心理カウンセラー(日本メンタルヘルス協会)2010年
・日本臨床ヒプノセラピスト協会(JBCH)認定セラピスト
・米国催眠士協会(NGH)認定セラピスト

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