A『…大丈夫?』
B『大丈夫、大丈夫!』
よくある日常会話ですね。
私も「大丈夫?」って聞かれた時は「大丈夫だよ」って反射的に笑って答えてしまいます。
でも「大丈夫?」って何度も聞かれる時は自分以外の人から見たらあなたが大丈夫じゃないように見えているんです。
「大丈夫」っていう言葉で心に蓋をしてしまわないで
「無理してないかな?」「本当に大丈夫かな?」って意識的に自分に問いかけてあげてみて下さい。
そして、もし、「大丈夫じゃないかも」と思ったら
心に正直になってあなたの周りの信頼できる人に弱音をはいてみて下さい。
言葉の力は偉大です。
自分の気持ちを自分の外に出すだけで気持ちは大分軽くなります。
「言えると癒える」を実感できると思います。
でも、やっぱり周りの人には弱音を吐けないという方にオススメの方法があります。
それは…《セルフハグ》
文字通り自分で自分を抱きしめてあげる方法です。
やり方は簡単。目を閉じて、手を身体にまわして自分を抱きしめる。それだけです。
ぎゅっとでも、優しくでも背中まで手を回しても腕を掴むのでも、さするのでも何でも構いません。
自分がしっくりくるハグを研究してみて下さい。
そして、ハグをしている時に自分が掛けて欲しい言葉を心の中で沢山自分にかけてあげて下さい。
「よくやってるね」「大丈夫だよ」「ありがとうね」「愛してるよ」…
これも自分がしっくりくれば何でも大丈夫です。
簡単ですが私には、これはとっても効果がありました。
昔、職場の人間関係で同僚の言動の影響をモロに受けて気疲れでぐったりしていた時期に
私は、朝起きた時も、寝る前にもお風呂の中でもトイレの中でも1日何度もセルフハグをやっていました。
嫌なことがあった、なんだかモヤモヤする、そんな時のセルフハグは、じんわりあったかい何かが湧いてきて泣きたくなるような感覚になりました。
何ヶ月か経って気が付けば「私でいいんだ」という自己受容感と他人にあった軸がちゃんと自分に戻ってきている感覚を得ることができていました。
寂しい心、疲れた心に、抱きしめられる感覚は本当に染みます。
温もりや感触をじんわりと心で感じてその感覚にだけ意識を集中してみて下さい。
身体の内側から湧いてくる安心感を感じられるのではないでしょうか。
優しいパートナーやお子さんなどハグできる相手がいる人はセルフじゃなくても大丈夫です。
しっかり抱きしめて貰って下さいね。
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