祈りの言葉

「頑張って」

昔は気軽に使っていたのに今は使うのに気を遣う言葉です。


いつか誰かに言われた言葉

「頑張っている人に『頑張れ』って言うのは逆効果だから、言わない方がいいよ」

…初めて聞いた時に何か違和感を感じてしまいました。


その人が言わんとしている事は分かります。
確かに、頑張れがプレッシャーになる時もありますよね。

けれど、私は今まで沢山の「頑張れ」に励まされてきました。


昔、受験の朝に親に言われた「頑張れ」
残業している時の同僚からの「頑張れ」
辛かった時の「頑張れ」…

そんな、励ましの頑張れや労りや優しさの頑張れまで悪者にされてしまったようでなんだか寂しいような気持ちになりました。



でも、
「日本人の『頑張れ』には祈るような気持ちが込められている」
という言葉を知って「あぁ、私がひっかかってたのはここだったんだな」と納得がいきました。


例えば、オリンピックで選手にかける「頑張れ」の声援は更なる努力を求めているのではなく

「あなたの頑張りが報われますように」
「悔いなくベストが出せますように」

という祈りが込められているように思います。


震災の時の「がんばれ」の言葉にもきっと、言葉にしきれない沢山の祈りが込められていました。


言葉は難しいです。

同じ言葉でも、相手にどう伝わるかは分かりません。

色んなものをひっくるめて「頑張れ」の一言で済ますのは言葉足らずかもしれません。


でも、思いのこもった「頑張れ」ならその気持ちはきっと伝わると信じて私は、これからも この言葉を使おうと思います。


「頑張って下さい」


あなたの努力が報われますように…

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この記事を書いた人

生きづらさは宝物になる。過去をチカラに変えて、次の一歩を。

2020年四柱推命鑑定師として起業。2年間で800人以上の鑑定を行う。

幼少期から家族関係に悩んできた経験から、心理学を中心に心の学びを続け、2010年に心理カウンセラーの資格を取得。不思議な偶然が重なって受けた四柱推命鑑定で、家族への見方が一変するような衝撃を受ける。自分と同じように悩んでいる人に四柱推命鑑定を知って欲しいと、鑑定師になる事を志す。

現在は、四柱推命に心理カウンセリングを取り入れた鑑定を行い、「家族関係の意味が分かった。」「人間関係の悩みが解消した。」「自分の進む道に自信が持てた。」と、口コミを中心にお客様が増え続けている。とことん寄り添う、丁寧な鑑定と評判。
四柱推命カウンセリングを通して、悩みで前へ進めなくなっている人が前向きに次の一歩を踏みだせるようサポートしている。

Twitterフォロワー1万2千人。「人生が豊かになる心の在り方」を毎日発信中。

学生時代は探検部に所属。アジアを中心にバックパッカーで世界を巡る。現在は、登山と旅行が趣味。関西在住。

取得資格
・基礎心理カウンセラー(日本メンタルヘルス協会)2010年
・日本臨床ヒプノセラピスト協会(JBCH)認定セラピスト
・米国催眠士協会(NGH)認定セラピスト

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