人生一寸先は光

何のために生まれ、何をして生きる。
わからないまま終わる、そんなのは嫌だ。
何が君の幸せ?何をして喜ぶ?
 わからないまま終わる、そんなのは嫌だ。

ご存知、アンパンマンのマーチです。


ここ数日の私のブログのテーマ「人生の目的」を考え出すと私は、いつもこの曲が頭の中で流れます。

改めて見てみると、子供向けにしては深い歌詞ですよね。

これは、アンパンマンの作者やなせたかし さん

『たとえ難しい概念であってもそれをそのまま伝えると、子供は思いのほか理解できる』とういうポリシーの元、作詞したそうです。

今日は、そんなやなせさんの自叙伝を紹介したいと思います。

絶望の隣は希望です!1,540円Amazon

こちらの作品は、94歳で亡くなられた作者が92歳の時に書かれたものです。

やなせさんの代表作アンパンマンがヒットしたのは60歳過ぎてから。漫画家としてはかなり遅咲きでした。

40代から50代にかけて自分が歩いていく道がまるで見えない、絶望というトンネルの中にいたといいます。

その闇のトンネルの中でもやなせさんは光の方を見続けていました。

今どのようなところにいようとも希望は必ずやってくるのです。

どのような境遇であっても、一生懸命にできることを、もしできることがなければ、一生懸命に生きることをすればそれだけで良いのです。

明日を信じて、今日一日を精一杯生きること。生きている以上は、いろいろな苦しみや不安があるのが当たり前。

その中でどう生きるか、それが生きるということです。

生き続けることはとてつもなく厳しいけれど、だからこそ生き続ける喜びがある。諦めさえしなければ、人生は必ずなんとかなる。
何歳になっても人生は捨てたものではありません

一寸先は闇でもその一寸先は光です

この本の中で やなせさんは何度も何度も「大丈夫だから」と言い続けてくれます。

苦労を乗り越えて、90年以上生きてこられた方の
人生は必ずなんとかなるの言葉はとても重みがあり、勇気づけられます。

辛い別離を沢山経験しながらも淡々とユーモアを交えて人生を語るやなせさん。
人の弱さに敏感な優しい人だからこそアンパンマンの優しい世界が描けたんでしょうね。

そんな、やなせさんが辿り着いた
「自分はなんのために生きているのか?」への答えで今日は締めくくりたいと思います。

人生は「人を喜ばせごっこ」だ。僕たちが生きているのは人を喜ばすためなのです。
   
                     
 〜やなせたかし

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この記事を書いた人

生きづらさは宝物になる。過去をチカラに変えて、次の一歩を。

2020年四柱推命鑑定師として起業。2年間で800人以上の鑑定を行う。

幼少期から家族関係に悩んできた経験から、心理学を中心に心の学びを続け、2010年に心理カウンセラーの資格を取得。不思議な偶然が重なって受けた四柱推命鑑定で、家族への見方が一変するような衝撃を受ける。自分と同じように悩んでいる人に四柱推命鑑定を知って欲しいと、鑑定師になる事を志す。

現在は、四柱推命に心理カウンセリングを取り入れた鑑定を行い、「家族関係の意味が分かった。」「人間関係の悩みが解消した。」「自分の進む道に自信が持てた。」と、口コミを中心にお客様が増え続けている。とことん寄り添う、丁寧な鑑定と評判。
四柱推命カウンセリングを通して、悩みで前へ進めなくなっている人が前向きに次の一歩を踏みだせるようサポートしている。

Twitterフォロワー1万2千人。「人生が豊かになる心の在り方」を毎日発信中。

学生時代は探検部に所属。アジアを中心にバックパッカーで世界を巡る。現在は、登山と旅行が趣味。関西在住。

取得資格
・基礎心理カウンセラー(日本メンタルヘルス協会)2010年
・日本臨床ヒプノセラピスト協会(JBCH)認定セラピスト
・米国催眠士協会(NGH)認定セラピスト

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