なぜ、私たちは、泣いたり怒ったりしている人を見ると、つらくなるのでしょうか?
それは、感情を分かち合おうとしているからです。
でも、ここで注意が必要です。
実は、ネガティブな感情は分かち合う必要はないのです。
感情は、分かち合うと大きくなります。
それは、ポジティブな感情もネガティブな感情も同じです。
よかれと思って、相手の気持ちを背負おうとすると相手のつらい気持ちを増やしてしまうことに繋がるのです。
では、どうすればいいのでしょうか?
心理カウンセラーがまず初めにすることが、相手の感情を認めるということです。
相談者の話を、否定せず、口をはさまず
ただ聴きます。
そして、
「それは、つらかったですね」
「大変でしたね」
「よく頑張ってこられましたね」
と、相手の気持ちを代弁してねぎらいます。
カウンセラーに自分の話を否定されずに聴いてもらい、気持ちを代弁してもらうことで、相談者の心が軽くなるのです。
ネガティブな感情は、あなたが背負ってあげる必要はないのです。
ただ、存在を認めてあげるだけで相手は癒されるのです。
感情はただ認めてあげればいい
2020.01.04
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