これまで生きてきた中でとても傷つく事が起こったり、先が見えない不安が続いたり
そんな辛くてたまらない時期があなたにも あったんじゃないかと思います。
そんな時のあなたはどうなっているのか
ちょっと実験してみましょう。
まず、目の前に携帯を持ってきて下さい。
もっと近く、もっと、もっと‥
はい。
では、質問です。
「あなたは今何が見えますか」
携帯?
いえ、余りに近いと携帯もぼやけて何にも見えません。
それを少ずつ離してみると少しずつ周りの景色が見えてきます。
これは、仏教の修行でも実際に行われているそうです。
どんな瞑想の達人でも目の前のモノが近すぎると周りの景色は見えません。
心がきゅーっと縮こまっている時、私たちは余りにも問題を引き寄せ過ぎて
周りの景色どころか問題そのものも正確に見ることができなくなっています。
そういう時は意識して自分から問題を少し離してみる。
客観的にみる訓練をする。
私が最初に仏教を学んだおじいちゃん師匠からは
自分の斜め上2mくらいから常に自分を眺める練習をしたらいいよ
と教わりました。
なんでもその斜め上2mの所にボーッと自分を眺めてる
アホの鳥がいるのをイメージするんだとか。
(なぜにアホの鳥⁈)
どんな状況でも客観的にモノゴトを観られるようになったら
今まで気づかなかった周りから差し出される優しい手にも気づけるかましれませんよ。
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