「鏡の法則」
心理学や、スピリチュアルに興味がある方だったら
一度は聞いた事があるんじゃないでしょうか。
私たちの人生の現実は、私たちの心の中を映し出す鏡である‥
っていうあれです。
心理学では「投影」って呼ばれています。
この法則を知って
(そうなんだ!人は鏡だったら最近冷たい彼氏から優しくして貰うには自分がもっと優しくしたらいいのね)
なんて思ってる女子の皆さん!
ちょっと待ってください!!
鏡の法則、誤解してませんか?
相手を変えるために意識して自分を変えても、きっと思うような結果は得られません。
なぜなら相手の中に見えるものは自分の意識ではなく無意識の方だからです。
さっきの例の場合だと、相手の冷たい態度には自分が無意識に相手に対して思っている自分の本心が映し出されているんです。
だから、相手を変えようとする前に、彼氏を好きだって思い込んでたけど本当は、自分の彼に対する恋愛感情が冷めているんじゃないかな?
と疑ってみるべきなんです。
ひとは自分が正しくて相手が(鏡に写っている方)が間違っていると思いがちです。
でも本当は、鏡の中に見えたものの方が正しくて自分の思い込みの方が間違っているんです。
日常生活で例えてみると‥
一目惚れした可愛いワンピース
「私に似合いそう♪」ってお買上げしてウキウキしながら家で着て鏡の前に立ってみたら‥
あれ?!なんだか思ってたのと違う
あんまり‥いや、全然似合わない〜
こんなはずじゃなかったのに‥
こんな事ありませんか?
この時、「絶対似合うはず」という自分の考えに固執して、どうすれば素敵に鏡に映るかをあれやこれや研究したって意味はありません。
「この可愛いワンピースは自分には似合わなかった」
これが真実です。
それをちゃんと受け入れるとワンピースを普段着にするとか、メルカリに出すとか、ワンピースを活かす方法を選択する事ができるのです。
鏡に映っている現実はウソをつきません。
相手にニッコリ微笑みかけても
相手が返してきた笑顔が引きつっていたなら
あなたが心の底から笑顔になれていなかったということなんです。
現実はあなたの無意識であなたの本心なんです。
その現実を受け入れるという事は無意識を含めた本当の自分を受け入れるという事なんです。
鏡の法則は相手を変えるためじゃなく相手の反応を見て自分の本心を知るために使う。
自分の本心を知った上でそれに働きかける事でお相手との関係もきっと改善していきますよ。
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