あなたは、竹田和平さんをご存知ですか?
「たまごボーロ」で有名な竹田製菓の創業者で
日本一の投資家だった方です。
今日は、そんな大投資家と500泊寝食をともにした本田晃一さんが語る
和平さんから学んだ〈人生を幸せに生きるためのヒント〉が書かれた本を
紹介したいと思います。
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『日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと』
作者:本田晃一
本田晃一さん(晃ちゃん)が和平さんと初めて会った時、
晃ちゃんは、最初「金持ちになるノウハウ」を教えて貰おうとしたのですが、
和平さんから教わったのは「幸せになるための生き方」でした。
和平さんが投資する会社は徳のある会社。
会社に徳があるかを見分けるには自分が徳を積まなくてはいけないと、和平さんは語ります。
この本に書かれている和平さんの生き方は、
とにかく“すごい”です。
和平さんと同じ2月4日が誕生日の赤ちゃんに純金メダルを贈ったり
自身が経営するボーリング場の前にたむろする暴走族と話をして心を開かせたりと
なかなか凡人には考えられないエピソードが沢山この本にはでてきます。
晃ちゃんは本書の中で語っています。
和平さんの話は、「いかに稼ぐのか?」という話はまったくなく
「いかに与えるのか?」 という話ばかりだ
私たちはどうして与えられないのか?
それは、与えたら無くなると思っているからです。
こんな幸運、もう二度と起こらない!と自分自身が信じていてるから独り占めしたくなってしまう。
私も、高くて美味しいお菓子が手に入ったら1人でこっそり食べてしまいます。
(例がセコいですが‥
)
分け与える人は、「すぐに手に入る」と思っている。
独り占めする人は、「もう手に入らない」と信じている。
すると信じている世界が目の前に起こっていくんですね。
和平さんは愛も豊かさも惜しみなく分け与えます。
なぜなら、入ってくる事を知っているから。
それは、和平さんがお金持ちだからではありません。
和平さんは、愛や豊かさをキャッチする達人だったそうです。
どんな場面でも愛や豊かさを発見して自分の豊かさのコップを満たしてしまう。
受け取る器が大きい分与える器も大きくて惜しみなく与えられたんですね。
徳や愛情の大きい人にお金も人も集まるようになっているんだなとこの本を読んで思いました。
この本の中から今の状況に染みる和平さんの言葉をご紹介します。
(リーマンショックで株価大暴落の後の和平さんの言葉)
困るのは悪いことじゃないんだわ。困ったら英知が出るよね。
だから困るのは薬よ~。(中略)危機を、危険ととらえる人と、機会ととらえる人がおるよね。
夢をもち、希望を与える。そうすると自分も周りも元気が出る。
晃ちゃんは船に乗るのが好きよね。船に乗っていて、大嵐のなか、灯台を見たら安心するがね。
希望を与えて照らす、灯台のような存在になれば、これからの時代、人気者よ~。でもね、人気者は浮き沈みがあるから、ちゃんと徳という根の部分をしっかり自分のものにしないとね
この本は、幸せで豊かな人生を送るためには、「在り方」が大切なのだと教えてくれる一冊でした。
和平さんまではいけなくても
周りの人の灯台になれる人生にできるようしっかり徳を積んでいきたいと思います。










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