お家生活が長くなると、「旅にでも行きたいなー行くんならどこだろう??」なんて
いろいろ妄想が膨らんじゃいますね。
私は、旅が大好きです。
若い頃はバックパッカーでしたし、
働き出してからも月1で旅行に行くって決めて格安航空券で色んな所に出掛けたりしてました。
今でこそ、旅の目的は完全に楽しみとリフレッシュですが、若い頃の旅は「自分探し」要素が強かったです。
ハードな経験こそ旅の醍醐味なんだ!みたいな・・・
だから、ヒッチハイクしたり、駅で寝たりインドとか行っちゃったり‥
‥若いって怖いもんなしですね・・
自分探しって結局は「自分の居場所探し」だったんだなって思います。
彼氏と仲良くしてても
友達が沢山いても
日常に特に不満はなくても
どこか、何かが足りないような
いつも何処かに行きたいような
そんな気がしていました。
若い頃は、「私は刺激的な体験が好きなんだ」と思って納得していましたが、
(まぁ、好きなんですけどね)
今になって振り返ったら、当時は気付こうとさえしていなかった旅に出る理由が見えてきます。
私は、日常生活の中で、弱い自分や、ダメな自分を見せまいと、自分以上の自分を演じて勝手に頑張って勝手に疲れていたんです。
だから、人に心を開ききれなくて、誰といても どこかしら寂しい。
そして、日常で感情を抑えているから刺激に鈍感になって日常の出来事を味気なく感じてしまっていたんです。
その穴が埋めたくて、旅で一期一会の気楽な人間関係を楽しんだり
鈍感な感性にも響くようなインパクトのある体験を求めていたんですね。
自分から人と距離をとりながらその距離が辛いと思うなんてなんてメンドクサイ(汗)
いる場所の居心地をわるくしていたのは私自身だったんです。
「心を強くする」とは「心をオープンにする」こと
今は、どう思われてもいいやっていい意味で開き直っちゃってます。
自分の居場所は外にある訳ではなくて
自分の居場所はそのままの自分自身だったんですね。
コメント