今日は命式のみかたを解説します。
四柱推命には、たくさんの流派があるんだよ。
その中で、私が学んだ鳥海流の命式(鑑定書)のみかたを紹介していきます。
自分の命式を見てみたい方は、こちらのサイトから。
→http://aisare-fourpillars.info/
命式のみかた
鳥海流で主に鑑定に使うのは上記の①~④です。
1:日柱の干支
生まれ持った本質と人生のテーマが分かります。
2:通変星・蔵干通変星
性格・才能・適職が分かります。
3:十二運星
行動パターンが分かります。
4:運勢エネルギー
エネルギーがどれだけ外側に向かっているか分かります。
1:日柱の干支
これは日柱(にっちゅう)の干支(かんし)と読みます。
十個のの天干(十干)と、十二個の地支(十二支)を組み合わせたものです。
十干(じっかん)
十干は以下の10個になります。
十干は自分の内臓にあたる部分で、「甲」の人であれば「樹木らしくまっすぐに生きること」が自分を活かす生き方になります。
十二支(じゅうにし)
こちらはお馴染みの十二支です。
それぞれに季節があり、そこから人生のテーマを読み解きます。
こちらにも陰陽五行が関わってきます。
十干と十二支の組み合わせが干支(かんし)となります。
十干と十二支の組み合わせは、甲子、乙丑、丙寅・・・など全部で60個あります。
詳細な動物占いはここで占われていて、「長距離ランナーのチーター」や「社交家のタヌキ」など60干支それぞれの特徴が動物に例えられているんです。
私の日柱干支は「辛酉」だから動物占いでは「傷つきやすいライオン」なんです。
2:通変星・蔵干通変星
次は通変星・蔵干通変星です。
これらからその人の強みを知ることができます。
上の段が通変星で外面的な性質が分かります。
下の段が蔵干通変星で内面的は性質が分かります。
これらは、どの位置にあるかや他の星との組み合わせによって、意味が違ってきます。
3:十二運星
次に十二通運の説明です。
こちらはその人の服装に当たる部分で、一番表面に出やすいところです。
人の一生になぞらえて、その人の行動パターンをここから読み解きます。
通変星との組み合わせで更に詳しくみることができます。
日柱の十二運勢が動物占いのもとになっています。
「絶」があの世を表していて、動物占いが「ペガサス」ってなんだか納得!
4:運勢エネルギー
運勢エネルギーは、十二運星の持つエネルギーを足した数値で、その人の外に向くエネルギーを表しています。
お金の価値観もここで分かります。
数値は3~36で、平均が15です。高いほうが良い、低いほうが悪いというものではありません。
<低め 10以下>・・・スペシャリストタイプ
<標準 15前後>・・・バランサータイプ
<高め 20以上>・・・ジェネラリストタイプ
まとめ
「醜い女はいない。ただ、どうすれば美しく見えるかを知らない女はいる」
フランスの思想家、ラ・ブルィエールの言葉です。
同じように、「悪い運命」なんてありません。その活かし方を知らない人がいるだけなんです。
命式には、その人の情報がぎっしりと詰まっています。
いわば「取り扱い説明書」「宝地図」です。
自分を知ることは幸福への第一歩です。
自分の持っている星を知って幸福への切符を手に入れましょう!
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