『アファメーション』
この言葉を聞いたことがある方は多いと思います。
アファメーションとは、自分自身に肯定的な宣言をする自己暗示法で具体的には、確定している状態を言葉として唱える事で潜在意識の書き換えをしていく方法です。
アファメーションのやり方は色んな人が色んな方法を提唱しています。
その中でも私がお勧めしたいのが鏡を使った自己暗示です。
鏡を使うことの最大の効果は「変性意識」の状態に入りやすくなるという事です。
変性意識とは、通常の意識状態よりもぼーっとした状態。フロー状態とも呼ばれるものです。寝る前や起きたばかりの意識状態も変性意識です。
一般的に「変性意識」の状態が潜在意識の書き換えがし易いと言われています。
通常、目の前の鏡に映っている自分が自分自身に語りかける事はありません。
そのような非日常の状況を作る事で日中でも「変性意識」の状態になり易くするというのが、鏡を使った自己暗示の特徴です。
まぁ、難しい事はさて置き私が実際にやって効果があったと思う鏡を使った自己暗示法を今日明日の2回に分けてお伝えしたいと思います。
中村天風さんの自己暗示法
鏡を使って自己暗示を行うという方法は、日本の自己啓発の元祖である中村天風さんが考案したものです。
鏡の自分にポジティブな言葉を掛けるのですが、中村天風さんの自己暗示の特徴として以下の事があります。
・暗示の言葉は命令、断定で
・鏡の自分の眉間を指差し、そこに強く言葉を放り込むイメージ
・鏡を見る、言葉を言う、さっと立ち去ると一連の動作を素早く行う
中村天風さんは「お前の信念強くなる」と鏡の自分に向かって言っていたそうです。
「成功する」でも「あなたは明るい」でも何でもいいと思います。
あなたがしっくりくる言葉を探してみて下さい。
私が自己暗示に使っていた言葉は「愛してる」です。
(文字にすると恥ずかしいですが…)
自己肯定感が低かった私はざまざまな方法を試してみてもなかなか自己肯定感を上げる事が出来ませんでした。
この暗示法を聞いた私はなんとかして自分を好きになろうと、朝も晩もお風呂でもトイレで鏡を見た時にも自分に「愛してる」と言い続けました。
自分で自分に言っているのに毎回ドキッとして、胸がじんわり暖かくなるなんとも言えない感じを味わいました。
やっていて気持ちが良かったので半年位は続けたと思います。
その頃には、自己肯定感が上がって自分の事を結構好きになれていましたよ。
この暗示法で重要なのは断定の強さと繰り返しです。
心に浸透するまでは、言葉の種類は増やさない方がいいと思います。
1週間ほどで手ごたえを感じる人もいれば2~3か月で効果が感じられる人もいるようです。気長に効果が出るまで続けて下さい。(くれぐれも人に見られないように…)
私の意見ですが自己暗示はお手軽なのに効果抜群だと思っています。
なぜ効果があるのか
それは、脳は素直だから。
脳の潜在意識は妄想と現実の区別がつきません。
過去の経験からどのような潜在意識を持っていたとしてもポジティブな言葉を何度も何度も唱える内に脳は本当の事だと信じ込みあなたの現実は少しずつ動いていきます。
暗示の力、結構侮れませんよ。
コメント