心って難しいですね。
自分の心であっても
頭で考えだした途端に
指の隙間から砂が落ちるように
さらさらと何かが流れて掴みきれない。
そして、そのあやふやな心を伝えるのに
言葉はあまりにももどかしい。
感動
喜び
怒り
涙
目に見えないものを
あなたと共有したくて
あなたに心のそのままを伝えたいのに
思いが大きければ大きい程
心の中と言葉はいつもちょっとずれて
苛立たしくて、切ない。
それは、大自然を目の前にした時の切なさと
ちょっと似てるのかもしれません。
誰かの隣で一緒に見た景色でも
経験と記憶が違う以上
全く同じ感動を味わえる訳じゃない。
あなたと私は別の人なんだって
圧倒的な景色の前で突き付けられる。
私の思いは私のものだっていう
凛とした気持ちと
あなたの思いはあなたのものだっていう
嫉妬のような気持ち
その間の切なさが
人間として生きる醍醐味であり
美しさなんでしょうね。
全てを共有するのは無理って分かっていても
それでもどうしてもあなたと分かり合いたい
そんな祈るような思いで
言葉を重ねた先に
そして、全身で言葉を受け止めた先に
言葉を超えられる世界があるのかもしれません。
美しい景色を見て繋いだ手のぬくもりのように‥
心にまつわる色んなこと。
自分について‥
世界について‥
恋愛について‥
私があなたに伝えたい心の中を
思いを込めて丁寧に大切に
少しずつ書いていけたらいいなと思います。
私の祈りがあなたに伝わりますように。
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