四柱推命の鑑定書をみてみると、漢字がずらーっと並んでいます。
その真ん中辺り
「正官」やら「印綬」やら「偏印」やら「食神」やら・・・
あまり馴染みがない2文字熟語が5つ書かれています。
それが「通変星・蔵干通変星」と呼ばれるものです。
自分の才能が知りたい時は主にここを見ます。
※鑑定書の詳しい見かたは、また後日詳しく説明しますね。
この通変星・蔵干通変星は全部で10種類あり、
下の5つのカテゴリーに分類されます。
●自立心グループ : 他人に依存せず、自分の信じた道を突き進む。
●遊び心グループ : 楽しいことを企画したり、生活に遊びを自然に取り入れられる。
●人脈グループ : コミュニケーション能力が高く、人を介して発展していける。
●行動力グループ : 頭で考えるより行動で結果を出す。挑戦する意欲が強い。
●知性グループ : 知識が豊富で物事を理論的に捉えることが上手。
人脈の星があれば、「営業向いてるな」とか
知性の星があれば、「学ぶの好きだよね」とかが分かるわけです。
(まぁ、実際は他の星との関係性や、その通変星(蔵干通変星)の位置によって
同じ星でも意味合いが変わってきますので、一概には言えませんが)
私が学んだ鳥海流四柱推命では
「推命パラメーター」といって自分の通変星の割合を円グラフで表しています。
このグラフは、その人の強みが一目でぱっと分かる優れものです。
ということで、今日は私の「推命パラメーター」をお見せしたいと思います。
じゃーん!
自立心強っ!
この円グラフを初めて見たときに、
「あ~、納得だわ」と思うと同時に
「これは可愛くないよなぁ・・・」って思いました。
私の師匠は「人脈の星」と「遊び心の星」のみ。
「その場の空気を瞬殺でワンネスにする女」なんて言われているくらい
師匠がいると場が明るくなるし、人生を楽しんでいるのがすぐに伝わってきます。
師匠みたいになりたいと思っても私の持っている星じゃ無理だ~泣
師匠に比べて、私の星は、なんだか男っぽいし、つまんなそう
「人脈」と「遊び心」欲しかったなぁ。
なんて、ない星ばかりに意識が行っていました。
でも大切なのは
「ない」じゃなくて「ある」をみること!
これは四柱推命に限らず、人生をスムーズに生きるための大原則です。
師匠は、ほんっとうに素敵です。
でも、私が師匠のように毎日沢山の人に囲まれるような、華やかで明るい人を目指して努力したら、ストレスで絶対胃をやります。
私は人脈の星がないから、黙っていても人に助けられるって訳ではないけれど
行動力の星を使って自分から動いた先に、素敵な出会いが待っていた事は沢山ありました。
遊びの星がなくて、「真面目だね~」って言われることはよくあるけれど
自立心の星がるあるから、自分の楽しみを突き詰めていくことは得意です。
そうやって、自分の星を活かした生活を意識して楽しむようにしていくと
人生がスムーズに回りだしたように思います。
ないものに目が行ってしまうのは人間のサガです。
小さい頃から、居るだけで人に元気を与えて、沢山の人に囲まれる明るい人気者に憧れていました。
枠からはみ出せない学級委員タイプの自分をひどくつまらなく思っていました。
でも、自分の持っている星を知って
それなら仕方ないって安心できたんです。
無いものねだりはもう辞めよう。
持っているものをを活かせばいいって
いまの自分にマルをあげられました。
私は「私らしい」素敵な人になればいい。
「私はどう頑張ったって、私にしかなれない」んですから。
もし、あなたが命式にある星の性質が自分にないと思うのであれば
何かで自分にブロックをしているのかもしれません。
ブロックを外すには自分が持っていることを思い出すだけでいいんです。
思い出せば自分の利き手を使うときのように、自然とできるはずです。
あなたの味方じゃない星なんてありません。
星は みんな あなたの個性を輝かせるために出番を待っているんですよ。
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